数年前に行った心霊スポットで体験したお話をします。
栃木県の小山市にあります、東洋診療所という廃病院に友達4人で行きました。
夜中の1時位に到着して、まず外回りから外観を見てきました。
敷地内に一歩入ると何だか別世界のような雰囲気になり、不気味さが増しました。
入り口のガラスが割られていて中に入ると真っ暗でしたが、目が慣れてくると少し見えてきました。
1階を徘徊していると、おそらく事務所だったような場所に着きました。
患者のカルテや、テーブル、イス度が散乱していました。
1階は、特に何も起こらず2階へ上がりました。
2階には、診察室や手術室がありました。
手術室に入り、散策していると、医療機器が置いてありました。
不思議と思った事が、1階、2階の他の部屋はかなり散乱しているのに、何故か手術室だけ割りとキレイで窓ガラスも閉まったままでした。
そこで、友達たちとふざけて写真を撮ったり手術ゴッコをしたりして笑っていました。
手術室を出て、次は3階へ上がりました。
3階を散策しましたがこれと言った収穫が無かったので、そろそろ出ようと言う事になり外へ出ました。
外で、病院をバックに写真を撮ろうと言う事になり、撮影しようとした友人が固まりました。
後ろを見ると、さっきふざけていた手術室の窓ガラスが開いていたのです。
部屋にいた時は確実に閉まっていました。
やはり、あの部屋には何かいるんだな思いました。