30代女性が体験した人生で一番の恐怖体験:車を運転中に起こった、あわや大惨事の交通事故
私が今までに体験した中で1番怖かったことは、車を運転していて対向車と正面衝突をしたことです。
大学を卒業して、就職をする2週間ほど前の時の出来事でした。
当時私は実家の父の車で、夜に気分転換にドライブをすることが好きでその夜もあてもなくドライブをしていました。
直線のまっすぐな道で、信号は青でした。
前にも後ろにも車はいなかったので、割とゆっくりめなスピードで気ままに走っていました。
ふと信号にさしかかった瞬間に、対向車とドカーーーンと衝突。
一体何が起こったのかさっぱり分かりませんでした。
急に目の前に明るい光が出てきた!と思った瞬間に衝突をしていて、避ける余裕すらありませんでした。
シートベルトはしていましたが、胸をハンドルに強く打ち付けていて息苦しくて、5分ほどはハンドルにうずくまっていたと思います。
衝突してきた相手の車は、旧車?のような車好きな方が乗るような少し変わった車でした。
中から男性が心配そうに出てこられてこちらの様子を伺いに来ました。
何とか車から出て、私の車はまだ動かせることが出来たので路肩に停め、相手の車は動かすことができないほどフロント部分が潰れてしまっていたので交差点の真ん中にとまったままでした。
事故の後警察を呼びましたが、私の体は震えてるし、警察の質問にもまともに答えられないほど動揺していました。
胸は打撲で済みましたが、数日後首がむち打ちになりその後しばらくは雨の日に痛んだり、事故の後遺症と付き合わないといけないことになりました。
それ以来、運転をしていても右折待ちの車を見ると身構えるようになりました。