30代女性が語った人生で一番の恐怖体験「友人の無謀な運転で…」
友人二人と私の三人で深夜にドライブをしている時に、大事故寸前になったことが人生において一番怖かった出来事です。
しょっちゅう遊び歩いている地元の仲間で、いつもの様に深夜にご飯を食べに行くことになり通いなれた道を走っているときの事です。
深夜ともあり交通量はまばらで、地元から出てすぐの国道の二車線ある右折レーンで右折待ちしている時に、運転してる友人は何を思ったのか、猛スピードで向かってくるダンプの前に飛び出しました。
私は助手席に座りもう一人の友人は左後方に座っていて、けたたましいクラクションとハイビームですぐそこまで迫るダンプに悲鳴を上げました。
すると、運転してる友人は「あっいけない…」となんと右折レーンでバックにギアをいれて、勢いよくバックをはじめました。
しかし右折レーンの後方と隣の右折レーンにも後続車がいて、パッシングされクラクションを鳴らされ行き場所を失った友人は再度勢い良く前進しました。
その間に信号が変わり、正面からやってきた作業車両に正面衝突寸前で、私ともう一人の友人は青ざめて死を覚悟しました。
周りの景色が一瞬スローモーションの様に再生されたのが今でも脳裏に焼き付いています。
幸いにして、周りの車両が全て止まってくれたので大事故は回避されましたが、最悪のケースを考えると計6台の絡む大事故になっていました。
交差点を過ぎて停車した時に運転してる友人が発した一言が更に恐怖で「みんな危ない運転しているなぁ…」
後部座席の友人がすぐさま運転交代でご飯を食べずにそのまま帰宅しました。
事故を起こしそうになった友人はペーパーでもなく、無免許でもなく運転歴は10年ほどあります。
しかし以後、トラウマになった私たちは彼が運転するときには出掛けないと言う暗黙のルールすら生まれてしまいました。
本当に危険意識の薄い友人の運転は怖いです。