女をモテ遊んだ男の末路 投稿者:40代女性
何人の女の人を泣かせて来た人がいました。
とても容姿のいい男性で、自分がモテる事をよく知ってて、女性に貢がせたり、何人も取っ替え引っ替えで、派手に遊んでいたそうです。
その人が、知人の勧めで見合いをする事になりました。
年齢的にもそろそろ身を固めた方がいい、と、自分でも思ったのでしょう。
自分の容姿をもってすれば、お見合いだってきっと成功する、と、その人は自信満々で見合いに臨んだそうです。
相手は、家柄もよい、清楚な感じの女性で、彼は、一目で気に入りました。
とてもいい雰囲気でお見合いは終わりました。ところが後日、彼女からお断りの返事が届きました。
気を取り直して、他にも何人か見合いをしましたが、全部断って来るので、見合いの話を持ってきてくれた人に、
「何で俺はこんなに断られるんだろう?」
と、聞いたら、その人が言うには
「何でも、お前といい雰囲気で話をしていたら、お前の後ろから、女性が顔を出して、彼女を睨み付ける。それも一人や二人じゃない。それで相手の女性が怖がって断って来るんだ」
と言うことでした。
彼はとうとう現在まで、独り身でいます。
湖に捨てた子供 投稿者:30代女性
とある若い女が子どもを産んだ。
だけど、妥協して選んだ旦那だったために、その女は生まれてきた赤ん坊をどうしても愛する事が出来なかった。
産後ウツになってしまい、赤ん坊の泣き声に殺意を覚えるほどに女は子どもを産んだ事を毎日後悔して過ごした。
育児ノイローゼになって、ある日とうとう泣きわめく赤ん坊を絞め殺してしまった。
女は、子どもの死体をどうしようか考えて、家から遠い場所に捨てに行く事にした。
死体を車に乗せてしばらく走っていると、湖が見えてきた。
女は、辺りを見回して誰もいないのを確認すると岸辺に止まっていたボートに、赤ん坊の死体を乗せて湖の真ん中ら辺に投げ捨てた。
旦那には、ノイローゼだから親戚に養子に出した。と嘘をついた。
その事がきっかけとなって女は離婚した。
それから数年後。
女は、本当に愛する男と出会い、再婚した。
その男との間に子どもが出来た。
今度の子どもは心から愛せた。
とても大切に育てていて、その子の望みは叶え続けた。
ある日、車で子どもを乗せてドライブしていると
例の湖の側を通りかかった。
子どもは、生まれて初めて見る湖に興奮して、ボートに乗ってみたいとせがんだ。
女はダメだと言ったが、あまりにも乗りたいと言うので、断り続けるのもおかしいかな?
と弱気になって、仕方なく子どもとボートに乗る事にした。
湖の真ん中ら辺に来た時に子どもが言った。
「ママ、もう捨てないでね」
納骨堂の建物 投稿者:40代女性
お墓参りに行った時に、よく変な体験をします。
墓地の中の道を歩いていると、誰もいないのに、誰かが私の肩にぶつかって来たり、歩いている先に無色透明のもやが出て来たり、墓掃除をしていたら、置いていた小物がいつの間にか移動をしていたり、怖い 、とまでは思いませんが、首を捻るような気分になります。
ただ、急にトイレに行きたくなって、敷地内にある納骨堂の建物に、トイレを借りに入った時、ゾッとしました。
納骨堂の中は、明るいのですが、とても寒くてエアコンを効かせ過ぎだろ、と思うくらいです。
それに、すごい湿気です。
蒸せかえるような線香の匂いと湿気が一緒になって、気分が悪くなります。
出来るだけ急いで出ようと、トイレに入りました。
手を洗おうとして、前を見たら鏡がありません。
あれ?と思って見回したら、鏡が一つもありません。外してあるのです。
ここでは、鏡は見ない方がいいのか。私はそうそうにそこを出ました。
学校の七不思議「タイル絵」 投稿者:20代女性
これは、私が通っていた小学校の七不思議の話です。
私のおじいちゃんも通っていた歴史ある、悪く言えばとても古い小学校でした。
今回の話の舞台は体育館です。
バスケットコート一枚分の小さな体育館でした。
北側に演劇などを行う舞台が、南側に校門に近い入口がありました。
入口には大きなタイル絵が描かれています。
スポーツを行っている人が描かれていますが、タイル絵という大雑把な絵のためか
なんだかどの人物もうつろに見えました。
七不思議では夜の12時にこのタイル絵が変化すると言います。
一枚の大鏡に。
そのとき決して絵に触れてはいけません。
なぜなら鏡の中に吸い込まれてしまうからです。
そしてタイル絵に戻ると絵の中の人物が一人増えているのです。
うつろな目をして。