ドレッサーにいる女の霊 投稿者:20代女性
私の母の友人(40代女性)の体験談。旅行でとあるホテルに泊まった時の事。
夜目覚めると、ベッドの足下側にあったドレッサーの鏡の中から、髪の長い女の霊が出てきた。
ゆっくりと迫って来る霊に向かって必死で、『あっち言って、あっち言って!!』と叫ぶと、女は悲しそうな顔をして消えていったという。
朝、よくよく部屋を見ると、なぜかドレッサーの反対側の壁にも鏡があり、合わせ鏡状態になっていたのだ。
合わせ鏡は霊界へと繋がるとはよく言うが、これが現実に起こってしまうとは。
その友人はもういい年の大人だし、冗談でそんな作り話をするような人ではない。
もともと見えてしまう体質だとは前から聞いていたが、それ以来、私も寝泊まりする際に合わせ鏡になっていないか、気をつけるようにしている。
死ぬ前に帰って来たじいちゃん 投稿者:30代女性
実家の祖父が倒れ入院しました。
頭の血管が切れ、これで4度目の入院です。
病院の先生は
「今回はもう駄目でしょう」
と言ったので、家族全員諦めていました。
しかし、なんとか今回ももちこたえ、入院してから1カ月経ちました。
もう大丈夫だろうと普通に日常を送っていました。
珍しく家族全員が休みで家にいると、玄関が開きました。
家族全員がじいちゃんだと感じました。
父が
「じいちゃん、病院どうしたのさ」
と玄関に向かうと誰もいませんでした。
みんなで
「おかしいね。じいちゃんだったよね」
と話していると、電話が鳴りました。
出ると病院からで、じいちゃんが亡くなったとの事でした。
きっとじいちゃんは死ぬ前に家に帰って来たんだと思います。
子供にしか見えない「ナニカ」 投稿者:10代男性
これは私が小さなときに起きた出来事で私にも記憶がないのですが、母から教えられたはなしです。
家の近くにあるスーパーに母親と二人で歩いて買い物に向かう途中、私が急に後ろを指差して
「お母さん。あの後ろの男の人だれ?ずっとついてきてるよ?」
と言い出したそうです。
母親は不審に思って後ろを確認するがそこには誰もいません。
少し不安になりながらもスーパに到着したため
「もう大丈夫でしょ?」
と母親が私に尋ねてみたところ
「ううん。まだついてきてるよ?」
と私が言ったのでもう一度私が指を指した先を確認しますがそれらしい人は見当たりません。
その後、買い物の途中や帰り道でも母親は
「もうついてきてないでしょ?」
と訪ねたのですが
私の回答は変わらず
「ううん。まだついてきてる。」
家に着いたのは陽が完全に落ちた頃でした。
部屋の電気をつけ、私のコートを脱がしながら
「もう変な人いないでしょ?」
と母親が聞くと
「ううん。そこにいるよ」
その瞬間部屋の電気が突然消えました。
すぐに電気はつき、ほかに異常もなかったとのことです。
もしかしたら子供にしか見ることができない「ナニカ」が世の中にはいるのかもしれません。
病院で突然の体調不良 投稿者:30代女性
小さい頃二段ベッドの上で寝ていた時天井から
『ピタッ』『ピタッ』
と水が落ちる音がするので両親に話をし天井を調べたが、雨漏りもなかった。
1階でテレビを見てる時、誰もいてない2階の椅子が倒れる音や、椅子のギィーと軋む音がするので、見に行くと、何もいてないし、何も動いてない経験があった。
小さい頃、そんな経験をしたことはあったが幽霊が見える訳もなく、ごく普通に暮らしていた。
二十歳の時先輩の息子が、風邪をこじらせ入院した。
休日、旦那と二人、お見舞いに行く事にした。
病院の駐車場に着いた時から なんだか嫌な空気で
「ごめん。ココあかんや。早く帰ろ」
と、旦那に伝えた。
館内に入ると、空気は重い、外は気持ちの良い青空だが、館内は照明がついてるのに雨の日の夕方のように薄暗い。
おまけに、天井は配水管がむき出し、壁はコンクリートの打ちっ放し。
しばらく歩いた時、もう一度旦那に
「早く、帰ろ。」
旦那は一応、了承してくれた。
部屋につき、お土産を渡す。
と、同時に、視界がグラグラと揺れ始めた。
倒れそうになったが、何とか旦那の服を掴み、倒れずにすんだ。
その後、旦那は異変を察知し、すぐに病室を出てくれた。
病室を出た途端。
息ができなくなり、目の前が真っ暗になってしゃがみこんだ。
旦那に何とか「ここから出たい」と伝え、病院の外まで運んでもらった。
すると、何事もなかったように、息がで、 見えるようになった。
霊的な事かは全くわからないが意味がわからなかった出来事だった。