ホームステイ先での怪奇現象 投稿者:20代女性
これは私が高校生の時、カナダでのホームステイで起こった話です。
ステイ先の家は海外のホームコメディにでてくるようなおしゃれなお家。
庭にはプールもあり、半地下の2階建てのつくりになっている建物。
その家には両親と子ども3人の5人が住んでいました。
ある日、両親と子ども2人が買い物に出かけたため私は年が近いその家の女の子と一緒に留守番をしていました。
DVDをみたり、料理をしたりと楽しく過ごしていました。
そしてリビングルームでテレビを見ながら2人でゴロゴロしていると、突然リビングの先にある部屋の扉が勢いよくバタンとしまったのです。
その当時、風は吹いておらず、窓も開いていませんでした。
また、そのドアの閉まる勢いはとても風などの自然現象によるものではなく明らかに人が閉めたような感じでした。
私とその家の女の子の2人しかいないはずなのにいったい誰が。
私はゾクゾクとしてきました。
しかし不安がる私のとなりで女の子はいたって平気な様子でした。
そして、その子は私に言いました。
この家には女の子の家族が住む前に何家族か住んでいたそうです。
そのうちのある家族がこの家に住んでいた時、小さな女の子がこの家で亡くなってしまったそうです。
そしてまさにその亡くなった場所がドアがいきなり閉まった部屋だったのです。
女の子の話によると、この家では怪奇現象が起こるだけでなく、この家に住む家族の夢の中に亡くなった女の子が現れることもしばしばあるそうです。
しかし悪さをするということはないとのことでした。
私は今まで怪奇現象はもとより霊的なものは全く感じたことはなかったため怖くて怖くて仕方ありませんでした。
そしてこの事実を知ったのはホームステイを初めて1週間経った頃。
まだ残りの滞在期間が多く残っていた頃、さらには私が滞在していたのはその例の部屋のとなりだったため毎晩怖くて寝付くことはできませんでした。
結果そのドアの件以外滞在中に奇妙なことは起きませんでしたが、私は霊的なものを信じざるを得なくなりました。
壁一面についた手形 投稿者:20代男性
友達の家に泊まった時の出来事です。
その日の夜は二人で飲みながら話をしていました。
何気ない会話から怖い話へと移ってしまったのですが、その理由としては隣に墓地があったからです。
かなり古くからあっていろいろな都市伝説も流れていたぐらいです。
その一部ですが、墓地を見ながら壁を3回叩くと4回返ってくるというものでした。
私たちは面白半分で試してみました。
ですが、何事もなく終わりました。
私たちは都市伝説なのだから当然だと思いながら眠りにつきました。
すると深夜3時過ぎに「コンコン」という壁を叩く音が聞こえてきました。
ただ音が鳴っているだけだと思い気にも留めませんでした。
しかし、30分経つ毎にその音は数を増しました。
私は友達を起こし電気を付けてもらうようにしました。
すると、電気を付けた時衝撃が走りました。
壁一面に手形が付いていたのです。
それも赤色の。
思わず私は飛び出してしまいました。
心霊現象が起きたのかわからないまま、友達は家を引っ越すことにしました。
今も謎のままです。
ハッキリと映る少女 投稿者:20代女性
高校時代に仲の良い友人から聞いた話です。
ある日、彼とデートの帰り道、自転車で公園の横を通ったときのことです。
隣で自転車に乗って走っている彼がふと
「こんな時間に女の子が遊んでる」
と言った。
もう夜で外は真っ暗。
友人が、まさかそんなはずない、と公園に目をやると、まるで誰かが遊んでいるようにブランコが動いていたそうです。
誰もいないのに。
その彼は霊感が強く、水子地蔵の前に真っ白な女の子が座っているのを見たり。
そのとき一緒にいた、彼の友人が、女性を妊娠させてしまい、おろさせた後だったそうです。
あまりにもはっきり見えるために、本人は霊なのか人間なのか区別がつかないらしいです。
見えていないだけで、今あなたの目の前にも居るかも・・・?
周りを取り囲むお年寄り 投稿者:40代女性
これは、霊的な怖い話と少々違うかも知れませんが、怖い!と思ったので書かせて下さい。
今から約10年位前の事です。
その頃、長いこと住んでいたマンションを引っ越そうと思って、夫婦で次の所を探しておりました。
賃貸にするか、売買にするか。
不動産屋の人とも相談して、物件をいくつか見て、ついに家を買いました。
その時、あるお宅を見に行きました。
あまり物件自体も気に入らなくて、ここはちょっとねえ、などと、夫婦で話していました。
その時、お隣のお婆さんが、不動産屋の車が邪魔だから、退かせてくれ、と言って来ました。
「すみませんね、もう、帰りますので」
と、不動産屋の人が慌てて車に戻りました。その時お婆さんが私達に、
「へえ、あなた達、ここ、買うの?」
と、ちょっと意地悪っぽく言いました。
「あ、いえ、まだ、、、」
と言いかけて、回りを見回してドキリとしました。
回りの家の植木のかげ、塀の間、あちこちから、お年寄りがこちらを覗いているのです。
歓迎などしていないのは分かりました。
私達は、速攻断りましたが、とても怖い体験でした。