いわくつき物件 投稿者:30代女性
わたしの母は弱い霊感持ちです。
あまりはっきりとは感じないそうですが、嫌な予感のよく当たる人で、そんな母と新居探しに歩いていたときの話です。
その物件は高層マンションの最上階で、家賃も決して安くはなかったのですが、駅にほど近く便利な立地で条件には合致していました。
わたしはマンションには珍しい広々とした天井の収納に惹かれここにしようと言ったのですが、母はわたしが収納の中を見ることすら許しませんでした。
物件を後にして母に理由を尋ねると、
「あの収納の中で、男の子が座り込んで泣いていたの。こんなにはっきり見えるってことは、何かあったのよ」
とのこと。
のちに調べてみると、その地域のどこかで苛烈な虐待の末亡くなった4歳の男の子がいました。
あの部屋だったのかまではわかりませんでしたが、恐らくそうなんじゃないかなと思います。
わたしも、その子の泣き声を聞いてしまっていたので…。
恐ろしい都会の犯罪実態 投稿者:30代男性
都会の都市伝説を紹介します。
東京などで、10代の女性が2,3人の女性グループに
「私と友達になろうよ」「私と友達になると楽しいよ」
と声をかけてきます。
グループが了承すると、女性がいっしょにカラオケへ行こうと勧めます。
店へ行くと、飲み物と料理を頼み歌って盛り上がります。
そして、女性がポケットから粉薬を取り出し、
「これを飲み物に混ぜるとスカッとするよ」
とグループに勧めます。
グループの女性達も、興味があるので混ぜたドリンクを飲み干すと眠たくなり寝てしまいます。
その粉薬は、睡眠薬でグループの女性達を眠らせて、女性が男性数人を電話で呼び出し部屋で性行為を行うという計画だったのです。
意識が朦朧としているグループ女性達は、抵抗もできずに犯されてしまい、気が付いたら女性と男性数人は、姿が見えなくなる始末です。
都会ではよくある体験談として、都市伝説でも有名です。
繰り返される非通知 投稿者:40代女性
今の家に引っ越して来てから、初めて電話を引きました。
やはり携帯電話だけでは、不便な部分もありました。
電話を引いて暫くしてから、無言電話がかかってくるようになりました。
着信通知を見ると、非通知です。
受話器を取って、「もしもし」と言っても、物音ひとつしません。
息使いも感じられません。人の気配がないんです。
これが何回もかかって来ました。
そのうち私は、電話がかかって来ても、非通知だったら、無視するようになって行きました。
それでも毎日かかって来ます。
私は、だんだんイライラして来ました。
文句のひとつも言ってやりたいと思うようになりました。
ある日、とうとう私は、その非通知の電話に出てみました。
「もしもし」と言うと、また沈黙です。
「もしもし、イタズラはやめて下さい」と言いました。
すると、受話器の向こうから、「ぎゃああああああ!」と、女性とおぼしき叫び声が聞こえて、電話が切れました。
とても大きな声でした。
息使いなども聞こえなかったのに。
それから、その非通知の電話はどうなったか、というと、実はまだかかって来るんです。
毎回無視していますが、もしまた電話に出たら、あの叫び声を聞くのか、と思えば、ゾッとするのです。
熊本の有名な心霊スポット 投稿者:30代女性
田原坂という熊本では有名な心霊スポットがあります。
そこへ、大学時代面白半分で肝試しツアーをしに大勢で行った時の事です。
田原坂は明治維新くらいのころ、西郷隆盛が西南戦争を繰り広げた場所で、とても多くの死傷者を出した戦いだったそうです。
霊感の強い友達は行ってはいけない!あの近くの国道すら通る事はダメだだと言っていました。
しかし、その友達の言う事を全く信用せずに、行ってしまいました。
暗い夕方にそこに到着し、うろうろとしていました。
友達同士で脅かしあったり、男の子と手をつなぎ、デート気分でいました。
坂の中腹に差し掛かるころ、ものすごい頭痛が突然しました。
あっ、この頭痛は何かおかしいと思い、私は友人の一人と坂を下る事にしました。
先に山に登った人に、「帰ろう」とポケベルを打ちに電話ボックスに入り受話器を取りました。
するとその電話をかけてもいない受話器から
「電話を切ってお逃げ下さい」
という声がしたのです。
もう、おそろしくて必死で車に逃げました。
坂を登った友人はケガをしたり、私のような頭痛を感じた人も多くいて、
冗談半分で行ってはいけない場所だったのだと思いました。