母が亡くなった後の怪奇現象 投稿者:50代女性
30年以上前に母が55歳で急死しました。
くも膜下出血で倒れて意識を失い、そのまま亡くなったのですが、母が亡くなった後、うちではいろいろ不思議なことがありました。
特に、弟はあまりそういうことを信じるタイプではなかったのですが、
「どうも夜になると1階の台所で食器を洗っている音がする。」などと言っていました。
私がお皿を洗っていたら、
「そうそう、その音だよ。ガチャガチャっていう音。」と言いました。
夜中、なんだか台所に人の気配がしたり、物音が聞こえたりということは、私も感じていて、誰も笑ったりせずにしいんとしてしまいました。
それから、弟の部屋のドアをノックする音がして、足音もしたのに、開けてみたら誰もいなかったことがあったそうです。
ずっと家の中で誰かの人の気配があったのは確かです。
怖かったです。
父が露店で買ってきた奇妙な絵 投稿者:40代男性
私が子供の頃に、父が露店で一枚の絵を買って来ました。
父はその絵を居間に飾り、誇らしげにしたのです。
しかしその絵は、竹やぶの中に人魂が浮いてるような奇妙な絵で、母も私も気味が悪いなと思ったのです。
それからほどなくして、おかしなことが起こりました。
私が家で一人で自分の部屋で留守番をしていると、居間の方からドーンと言う大きな音がしました。
恐る恐る部屋を出て、居間の方へ行ってみたのですが、特に変化はなかったのです。
その後も私が家で一人で留守番をしている時に限って、この奇妙な現象が続きました。
私は気持ちが悪くなり、音の原因と思われる絵の処分を父に頼みました。
そしたらそれ以降大きな音がする事は無くなり、私は安堵したのです。
父に悪気はなかったとはいえ、変な絵を露店で買わないで欲しいと思いました。
夢に出て来た女の人 投稿者:30代女性
これは、私が中学生の時の話です。
ある日の明け方、不思議な夢を見ました。
友人と遊んで家に帰ってくると、家の前に女の人がいました。
髪型はボブで、目は前髪に隠れていて見えません。
ただ、真っ黒な髪に透き通るような肌の白さと真っ白な着物。
そして真っ赤な帯と同じく真っ赤な口紅が髪に映えていて、とても印象的な女性です。
その人は突然、左手を挙げてどこかを指さし、とても低い声で「十、九、八、七…」とカウントダウンを始めました。
わけが分からず茫然としたまま、三くらいまで数えたところで目が覚めました。
それから一週間ほど経った頃。
部活で帰りが遅くなり、暗くなりかけた道を友人と二人で歩いていました。
途中、池のある公園の脇を通りかかった時、それまで晴れていたはずの道が急に靄に覆われました。
何だろうと思って辺りを見回すと…
公園内の池の上に、夢に出てきた女の人がたっていました。
じっとこちらの方を見ながら、口に笑みをたたえて。
びっくりした次の瞬間…
辺りはいつもの景色に戻っていました。
靄も晴れていて、何事もなかったかのように。
「今、池の上に女の人がたってたよね?」と友人に聞くと、
「いたいた!おかっぱの白い女の人だよね!」
やっぱり勘違いじゃなかった!
それから一週間前の夢の話をすると、なんと、彼女も同じ夢を見ていました。
実は、夢の中で一緒に遊んだ友人、この時一緒に帰宅していた友人なんです。
そして、その公園は、家から見て女性が指差した方向にありました。
いったいその夢にどんな意味があったのか、あの女性はいったい誰なのか…
20年以上たっても謎のままです。